【考察】チェンソーマン 従属の悪魔⁈ポチタについて考察

※ネタバレ注意です。

こんにちは。葉弓月です。

 

遅くなりましたが最近チェンソーマンを読みました。

漫画や映画が大好きなのですが働いていると読む気力がなかなか湧かず最近の作品を追い切れてません・・・。

そんな状態ではありますが知り合いに「チェンソーマンが面白い」と言われたので興味が湧き読み始めました!

 

第一話から衝撃の展開ではありましたが最後まで衝撃展開が尽きず2日ほどで読み終えてしまいました。

悪魔が存在する非日常的な世界観の中、「普通の生活を送りたい」という世界観と対比された目的を主人公が持っているところにグッときました。

もしかしたら多くの場面で対比が使われているのかもしれませんが今日は最序盤で出てくるチェンソーの悪魔?のポチタについて書きたいと思います。

注意点としては他の人の考察を読んだわけではなく、読んでいて思ったこと、今後の展開でもしかしたら?というレベルの内容なのであくまで僕個人の一つの考察という観点で読んでいただけたらと思います。

 

◾️ポチタの正体について(作中で語られた内容まとめ)

 

ポチタの正体については作中で明かされていますがポチタ=チェンソーマンでした。

チェンソーマンは悪魔のヒーローと言われており、食べたものの存在を抹消することができるという能力を持っています。

ポチタと契約した主人公のデンジが変身することでチェンソーマンになるため正体についてはそこまで大きな衝撃はなかったと思います。

また、作中にはデンジのように武器をモチーフにした悪魔?に変身できるキャラクターも出てくるため最初に読み切った時にはポチタについて気になることはありませんでした。

ただ、ポチタ(チェンソーマン)については作中でも謎が多く、【過去に4人の騎士と武器の悪魔?と地獄で戦っていた】という話があり、どういう目的で戦っていたかは何も語られていません。

 

1話を見るとデンジに初めて会ったポチタはお腹から血を流しているので、もしかすると地獄の戦いの直後にデンジに出会ったのかもしれません。(よく見るとお腹の傷が【銃による傷】のように見えました。そのため、銃の悪魔にやられたのかその他のキャラクターに撃たれたのではないかと考えています。)

一期までの話でポチタの正体は大まかには説明されており、今後の展開で語られていくことになるとは思います。

しかし現状ではチェンソーマンであること以上に語られていないため、物語のキーになるキャラクターであるはずなのにも関わらず容易に想像できる正体としか明かされていません。

 

そこで僕が考えたのがポチタにはチェンソーマン以外の正体があるのではということです。

結論から言うとポチタは「従属の悪魔」なのではと予想しています。

 

①ポチタと支配の悪魔には深い関係がある⁈

最終話でポチタはデンジに対して「支配の悪魔の夢も叶えてあげてほしい、家族のようなものに憧れている」と言っています。

ポチタがなぜ支配の悪魔の夢を知っているのか。これはポチタと支配の悪魔に深い関係があるからなのではと思っています。

夢を知る関係というのは人間にとっても軽い仲ではないですよね。

ではポチタと従属にはどういう関係があるのでしょうか。

答えは支配の対義語が「従属」ということです。

世界観と主人公の夢など対比が多く用いられる作品のためポチタと支配の悪魔を対比関係に使う可能性も0ではないと思います。

 

②ポチタが犬のような外見の理由

ポチタは犬のような外見をしています。

犬といえば「人間の最も古い親友」と言われる程昔から付き合いのある動物です。

人間と犬の関係は親友のように対等な関係であるように見えますが従属しているように付き従っている存在でもあります。

このことから作者がポチタを犬のような外見にした可能性があると思います。

また、犬が人間に従属する関係が一般的になった後はどうなるでしょうか。

 

そしてまず、悪魔が生まれる要因として、【人間が恐怖するもの】と作中で語られています。

 

人間の中には悪い心を持った人もいるので犬に限らず"支配"という感情が生まれるのはごく当たり前のことだと

このことからポチタが①従属の悪魔として生まれ→②その後支配の悪魔が生まれた、という流れが予想され、ポチタと支配の悪魔には深い関係があると考えました。

 

③ポチタの夢について

ポチタの夢を覚えていますか?

ポチタの夢とは「誰かに抱きしめてもらうこと」という悪魔とは思えない可愛らしい夢でした。

作中でも悪魔は人間にとって脅威として描かれているため悪魔の夢とは思えないですよね。

しかし、ポチタが従属の悪魔としたらどうでしょうか?逆にしっくり来ますよね。

人間にとって抱きしめるという行為は信頼関係がないと出来ないですよね?

このことからもポチタにとって抱きしめられる=従属できる信頼した関係という意味だったのではないでしょうか。現にデンジとポチタの間には深い信頼関係があったことが1話からも伝わると思います。

 

以上のことから僕はポチタ=チェンソーマン=従属の悪魔だと思っているのですがどうでしょうか?

共感、新しい考察また、指摘などあればコメントいただけると嬉しいです。

 

現在チェンソーマン2部が連載中のようなので今後ポチタについて語られることを期待したいと思います!