【感想】ジュラシックワールド3観てきました!

※ネタバレ注意

こんにちは、葉弓月です。

 

最近公開されたジュラシックワールド3を観てきました!

 

◾️ジュラシックワールドについて

1993年公開のジュラシックパークから始まったシリーズですがパークシリーズ3作品、ワールドシリーズ3作品で構成され本作がワールドシリーズの最終作になるようです。(次回作については不明。今のところ公開予定なし)

 

まだ歳も幼かったためパークシリーズはDVDでしか観たことがなかったですが昔から恐竜好きだったため何度も鑑賞した記憶があります。

新シリーズのワールドシリーズはパークシリーズから約14年後の2015年に公開されたため映画館で鑑賞することが出来ました。

 

当時、ワールド1は4DXという新しい形式で公開されていたため4DXがある映画館まで遠征した記憶があります。

4DXとは映像に合わせてシートが前後左右に移動したり水や香り、煙などの演出があり3Dよりも臨場感の味わえる公開形式です。

恐竜の動きとシートの移動が相性良く、まるで映画の中にいるような感覚を味わうことができました。

ワールド1で4DXにハマったためワールド2、そして今回公開されたワールド3も4DXで鑑賞しました。

 

◾️感想

ここからタイトルに沿って感想を書きたいと思います。

正直に言うとジュラシックシリーズ好きとしては物足りなさを感じました。

 

◾️(悪かった点)インドミナスの登場なし

1、2でインドミナスと名のついた遺伝子を改良された恐竜に焦点が当たっていたため本作でも新しいインドミナスが出てくることを期待しておりましたが全く出てこなかったです。

インドミナスといえば知能の高さで人間を追い詰める怖さやデザインのかっこよさからワールドシリーズでは欠かせない存在だと思っております。

特にワールド1で登場したインドミナスレックスは凶悪でカッコよくて最高でした。

では今作のメインキャラは何なのでしょうか?

イナゴです・・・。ジュラシックシリーズなのにイナゴ?と観ている時になりました。ましてやシリーズ最終作のメインキャラ。恐竜映画が観たかったため、かなり物足りなさを感じました。

 

◾️(悪かった点)お祭り映画感

予告の時点でパークシリーズの主人公達が登場することが明かされておりどのような展開になるのかワクワクしておりました。過去作の主人公達が出てくるのは熱い展開ではあるんですが尺の関係上、キャラの合流が強引で1人1人に焦点の当たる時間が少なかったためあまり過去作の主人公を出した意味を感じませんでした。ジュラシックシリーズのファンであれば楽しむことは出来るのですがライトなファンにとっては取ってつけたように感じてしまうのではないでしょうか。

 

◾️(良かった点)カーチェイスが最高に面白い!

前述した通り僕は4DXで鑑賞しました。マルタ共和国ワールドシリーズの主人公オーウェンがラプトルとカーチェイスをするシーンがあります。

バイクに乗ったオーウェンオーウェンを狙うラプトル。マルタ共和国という細道が多い舞台。オーウェンがやられてしまうのではないかというほどドキドキしました。カーチェイス自体は長めに尺が取られていましたが息をするのを忘れるぐらい見入ってしまいました。大迫力の画面と音響で演出されるためDVDでは絶対に味わうことができない臨場感でした。個人的にこのカーチェイスはジュラシックシリーズNo.1のシーンだと思っています。

 

◾️(良かった点)新しい恐竜の登場!

ジュラシックシリーズといえばパニック映画です。今作もパニック映画として恐ろしい演出がありました。最も恐ろしかったシーンはテリジノサウルスという爪が発達した恐竜からクレアが逃げるシーンです。食べられる恐怖ではなく爪で切り裂かれてしまうのではないかという恐怖。この演出は今作初の恐怖シーンだったと思います。

また、某ゲームで最強格キャラのギガノトサウルスが登場します。ギガノトサウルスとは最大の肉食恐竜です。ジュラシックシリーズの象徴ティラノサウルスを圧倒するサイズ、迫力でした。シリーズラストにふさわしい恐竜だったと思います。

 

◾️総評

悪い点もありましたがファンにとっては最高に楽しめる映画だったと思います。合理的な展開が好きな方にとっては気になる点が多々ありますのでシリーズ全てをしっかり観てから本作を鑑賞することをオススメします!作り手の意図としては名作を作るというよりファンをどれだけ楽しませるかということを焦点に置いているので再三になりますがジュラシックシリーズをしっかり把握した上で鑑賞してください!ただ、シリーズラストとしては物足りないので続編の制作を期待したいです!